行ってきました、鹿児島県までぇ~
と言っても徳之島はほぼ沖縄と同じ気候で、海の状況も似ています。
位置的には沖縄島 – 与論島 – 沖永良部島 – 徳之島 – 奄美大島 – 鹿児島本土という感じです。
出発のときの天気は最高!
沖縄が晴れなら徳之島も晴れでしょう!と。笑
いやしかし船は長い。
那覇港から朝7時に出発し、途中、本部、与論、和泊を経て徳之島・亀徳港に到着するのは16時半くらい。
約9時間半の船旅である。
船の中ではやることなく、客室で寝るだけなので、前夜の夜更かし必須である。笑
が、フェリー内にて眠れるとは限らない、餓鬼共が運動会を始めたり、おばちゃんたちの雑談大合唱があったりするからだ。笑
どうにかこうにか眠りながら、寄港する港ごとに起きては写真を撮りながらここも釣れそう、あそこも釣れそうと妄想をする。
16時半に徳之島到着。
友人のYosshi氏に迎えに来てもらい、翌日の釣りエサの調達。
ホームセンターにて配合とオキアミ2ブロック。
オキアミが680円となぜか沖縄より安い。。。
パン粉もホームセンターに10キロパックなどが売られているが、釣り用とされているパン粉は油っぽくて使いづらいので、やっぱりスーパーで普通のパン粉を買ってしまうこと2キロ。笑
その他、スルルー5枚。
Yosshi氏の家に荷物を置き、しばし休憩。
お好み焼きと焼きそばをごちそうになる。
最高の景色の下で食べる、本格大阪風お好み焼き、テランマス。
ご馳走様でした
日が暮れると釣りをしないYosshi氏を無理やり誘い、近くの平土野港にてタマン釣行。
ここは昨年の徳之島遠征にてタマン70upをゲットした思い出深い場所である。
沖縄より持参したシガヤーをエサにハリス30号にて伝承とGTRを打ち込む。
Yosshi氏はおやじの竿を拝借してきたとかで、お決まりのカゴ仕掛けが無造作に針付でセットされっぱなし。笑
でもよく見るとがまかつの竿で、チタンガイド装備、安価モデルではなさそうだったことが、なんとなく徳之島を感じさせた。笑
無風で静まり返った海、月の出までが勝負と打ち返すが当たりなく月は昇り、釣りをする私たちの影を作る。
こうなるともう駄目っしょ!ということで撤収し、Yosshi氏宅にてビール祭り。
翌日は6時起床にて、山漁港(さんぎょこう)に向かう。
九州屈指の磯、トンバラ岩に渡るためである。
船は7時半出港。
遅いように思うが、離島の出船時間は遅い場合が多いように思う。
予定通り7時半にトンバラ岩へ向けて出発。
山漁港、異常に潮位が高いように思うのは私だけか・・・
港を出てすぐに、沖に見えるトンバラ岩
40分くらい航行しただろうか、すぐにトンバラ岩に到着。
まずは大物釣り氏が長瀬の左端に降りた。
沖縄の渡し船と違うのは、瀬に付ける際、エンジンを回して押して付けるのではなく、絶妙にバランスを取りながら付けることだ。渡る人も船の動きに合わせて磯に降りる。
次に2人組みが中瀬に下りた。
私を含む残りの5人が中瀬の裏側にあたる?「ウジ」と呼ばれてる場所に降りることに。
足場も低くて比較的釣り易い印象。
岩肌が丸っこくて、潮をかぶる部分は海苔が付いててスパイクでもすべるので要注意だ。
それぞれのメンバーが座を構え、一呼吸置いた後に仕掛け作り!
◆今回の仕掛け◆
スルルータックル
竿:オレガ剛徹MS4-50V
リール:ソルティガZ4500
道糸:サンライン磯スペシャル遠投10号
ハリス:船ハリス16号
針:がまかつタマンスペシャル18号
浮き:ステップのスルルー浮き
フカセタックル
竿:砕波3-53 STRONG TYPE
リール:インパルト+オーシャンマークTL2500F-G
道糸:ゴーセン強磯スペシャル5号
ハリス:ダイヤフィッシングジョイナーV2 4号~5号
針:がまかつ層グレ7号
浮き:釣研全誘導X→K-4 0号
全誘導仕掛け
解凍したオキアミをわしづかみにしためしにひと撒き、ん~、いるわいるわ、いつものハタタテダイやらチョウチョウウオやらが。それにまじりイスズミ40upがちらほらと。
とりあえずフカセ用のマキエ作り、最初はスルルーから始めることに。
スルルーをぱらぱらと撒いて仕掛け遠投・・・・・が、流れがゆるい。
ゆるい上に横に流れる。
仕舞いには当て気味になり横流れ。
とりあえずいったんはスルルーあきらめてフカセにチェンジ。
マキエをぱらぱらと撒くといるわいるわ、イスズミ軍団&ヒレーカー暴走族登場。
期待していた尾長の姿は見えず・・・
足元と沖目でエサ取り分離作戦。
さしえにオキアミを使い流すと、50cmくらいのイスズミがパクっ
ハリス5号普通に食ってきやがるぜ、こいつら!
ものっそ突っ込まれ張り出した瀬にずたずたにされて高切れ!
ちっ、油断してたぜ。
浮き取りパラソルで流した全誘導Xを回収しようとするが、強風でコントロールがきかずなかなかウキを拾えない。30投くらいしたけど、結局拾えず、無駄な体力使うよりはと、徳之島の海にくれてやったぜ!バーカ。この無駄なやりとりで体力の30%くらい消費した気がする。笑
その後、ウキをK-4に変えて同じやりかたにて何度かイスズミ食わすも5連続くらいですっぽ抜け!!
でも、イスズミにさほど興味なしだったので、改良せずそのまま同じ仕掛けで通す。笑
次第に南風が強まり、横風がきつく、魚はいるにはいるが、魚のいる層、エサを口元まで送る方法が見つからずなかなかコツをつかめない。
激流も相まって、凹んだ磯際に仕掛けが吸い込まれてしまうので、1投仕掛けを入れる時間が短すぎる。
そうこうしているうちに昼過ぎ!!
やばい、九州屈指の磯、トンバラ岩まできて坊主臭が漂う・・・
周りのおっちゃんらもあまり竿を曲げていない。
たまに曲げても糸出されまくって切られたり、あがってきてもチヌマン45cmなど。。。
しかし、潮が変わり新しい潮が入ってきてまったくの逆流れ激流が始まった途端にあたり始める!!
最初に釣れたのはウメイロモドキ!!
でかい。1キロ近いメタボグルクン。
初めて釣れる種のグルクンでうれしかった。
30分くらいの間に立て続けでグルクン入れ食い!!
砕波でぶり抜き、1本釣り状態。笑
オキアミちゃー撒きーしてたら、沖目に細長い物体がオキアミに乱舞~!
ヤマトナガイユー(ツムブリ)の登場!
マキエと一緒に流すと早速ヒット~!
こいつ、回遊魚のくせになかなか渋い当たりを出す。
コンスタントに3本釣り上げ、さすがに疲れてきた。
借り物のクーラーボックスも満タンに近くなってきてうれしい。
その後、潮は流れを増し海面も波立って磯際にはサラシが入ってきた。
サラシが入ると尾長があがるよ!と今回の磯を計画してくれたサネさんが言っていたので、サラシを攻める。
微妙な当たりで浮きがシモる、、、軽く合わせを入れるとバチバチバチっと魚は走り出した!
心の中で尾長かも、と突っ込みを2度、3度とかわすと浮いてきた魚体は?
ヒレーカー
なんだよ!お前かよと思いながら、どおりで引くわけだと。
タモ入れ協力してもらいヒレーカー50upゲット。
友人が食べるかも、ととりあえずキープ。笑
その後は大した事件起こることもなく納竿の15時半となり、トンバラ岩釣行は終了。
ウジに上がったみなさんは、同じような釣果でみなさん15キロ~20キロ釣ってました。
他の磯に上がった人達は調子が悪かったようで。。。
大物師のサネさんは4回のアタリで、3匹のサメを釣ってました・・・笑
Y-Styles釣果
友人宅に戻り、炭火焼にてウメイロモドキをおいしくいただきました
亀徳一文字編へ続く・・・