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最近の釣り
最近の釣りは、時間の関係上、近場で短時間の夜釣りが多い。
そういう時に、なかなか釣れない近場で優位性を持たせてくれるのが、釣王国123号でも紹介されていた風船釣法。
遠投では届かない釣り人からのプレッシャーの少ないレンジを攻めることが出来るという優位性。これが結構ヒット率を上げることができる。
フィードマンのメンバーから伝授されていた風船釣法を私なりに少しカスタム。ストッパーとしてティッシュペーパーを使うことで仕掛け投入時に風船が外れてしまうことを防げるのと、ポイント到着時シャクリを入れることで自分のタイミングでストッパーを解除(ティッシュが切れる)し風船を外すことができる。
風船を膨らましリーダーへ結ぶ
ティッシュでこよりを作り挟んで引っ張る
風が弱い場合は複数の風船を付けて風受けを良くする。
※詳細は釣王国123号を参照
風という条件が揃えば釣行。条件としては、追い風で、風速7m以上が好条件、それ以下だと仕掛けをポイントまで送るのに多少時間がかかってしまう。
風チェック
GPVで風予報をチェック。
出かける前には気象庁のアメダスで現在の風状況もチェック。
予報では吹く予定が実際にはおさまっている場合もあるので、出かける前に見たほうが良い。
実釣
その日も予報は風速7~8m、GoogleMapで風裏ポイントを探し当て出撃。
今回は、風が少し足りないので、大きめの28cmの風船を2つリーダーへ結び風受けを良くする。
ポイントまでは好結果が出ている100m~200mほどのレンジまで風に持たせて流し、ラインのマーカーをみて120mに到達すると大きくシャクリを入れてストッパーを切り仕掛けを投下。
着底後1回シャクリを入れて仕掛けを伸ばし、糸ふけを取ってピトンへ設置。N-Kingヒットセンサーを付けてあたりが出るまではスマホで暇つぶし。
タマンHIT!
センサーがピュイピュイ!エサ取りではない大きめのお辞儀が2回!なかなか食い込まないが、これは本命だと確信し、仕掛けをシャクって誘いを入れて再度ピトンへ設置。
10秒後に大きく竿が入り、やり取り開始!
120mほど糸が出ているので、回収はちょっとめんどくさいが、有無を言わさずゴリ巻きダッシュで即取り込み。60cmサイズだが、風という条件だけで、近場でも釣れることに感謝。
風船釣法のメリット・デメリット
風船釣法だが、もちろんメリットばかりでなく、デメリットも存在する。地形によっては、根掛かりが多発し、100m以上も高切れといった残念な結果に終わってしまうこともあるのだ。
また、途中に浅場などがある場所ではヒットしてもゲット率が下がることからオススメはしない。ポイントはGoogleMap等で大まかな地形を下調べして選定している。
※風船は天然ゴム100%のものを使用すること、そうすることで放たれた風船は枯れ葉と同じような感じで自然に還ります。
タックル
竿:がまかつタマンX-H
リール:トーナメントS5500T
道糸:PE6号、リーダーナイロン30号
ハリス:ナイロン30号
針:はやぶさカイザータマン20号
風船:28cm×2